ESG投資って何? Happy or Notがどう役に立つのか

みなさんは「ESG投資」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ESGとは、財務情報だけでなく、E(environment:環境)、S(Social:社会)、G(Governance:企業統治)の3つを合わせた言葉です。つまり環境問題や社会問題に貢献しているか、不祥事を予防する努力をしているかといった課題に積極的に取り組んでいる企業を選んで投資することを言います。

(日本経済新聞「相場に惑わぬ投資眼「ESG」で有望株を買う」2014/3/21より抜粋)

どうしてESGが現在投資家に注目されているのでしょうか。

それは、これらESGの問題に積極的に取り組んでいることが、中長期的には、不祥事や悪い風評による株価暴落などを避けられるなど投資リスクが小さくなどのメリットがあると考えられ始めているからです。投資においてもサステナビリティ(持続可能性)ともいうこの考え方が徐々に普及してます。仮の事例で説明いたします。

たとえば、うなぎ屋さんの大規模チェーン店があるとします。近年は土用の丑の日は「うなぎを食べる日」ということになっていて、日本中でうなぎがいっせいに売れます。一方、ニホンウナギは現在絶滅の危機にあります。

こういった状態で、うなぎ屋チェーンがこの日に備えて大量にうなぎを買い漁り、絶対売り切れないようにして、余った分は大量廃棄してしまうとしたらどうでしょう。そのようなやり方を続けていたら、いずれニホンウナギは本当に絶滅してしまうでしょう。

しかし財務情報に書いてある数字だけからは、こういった事情は分かりません。
仮に全ての投資家が「この会社はいま、儲かってるかどうか」しか考えなければ、うなぎ屋チェーンの会社は「とにかく儲けを出そう」と、うなぎの大量購入、大量販売、大量廃棄を繰り返すでしょう。やがてうなぎは絶滅し、誰も得をしません。これがサステナビリティ(持続可能性)がない状態です。目先の儲けやコストダウンだけをいくら追求しても、その商売が成り立っている環境や世の中そのものをダメにしてしまったら、元も子もありません。

うなぎ業界では今、こういったことが起こらないように、うなぎの予約購入を奨励したりして、お店が余分なストックを持たなくていいように(つまり、うなぎを乱獲しなくていいように)努力しています。

ここまででなくても、労働問題や不祥事が多く、度々ネガティブな報道をされていて、いつ株が急落するか分からないというのでは、とても安全な投資先とは言えません。そういう意味での「安定性」を投資家は求めているということです。

ひとことで言えば「儲かっている企業」であるだけでなく「よい会社」でなければならないという考え方なのです。

またESG投資をもっと積極的に、市民活動として捉える人も少なくありません。ESGに積極的にとりくんでいる企業に対しては投資をし、そうでない企業からは投資を引き上げることで、ESGに対する企業の関心を否応なく高めさせようという投資家が数多くいるということなのです。彼らを「ESG投資家」と呼びます。

ちなみに、ESGとよくセットで出てくる言葉に「SDGs」というものがありますが、おおむね似たようなものだと考えても間違いではありません。これはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、経済発展をただ短期的なお金儲けだけを考えていくのではなく、中長期的な視野で見た場合に、持続性があるか、つまり「短いスパンでのお金儲けだけに注視した破滅的な経済活動をしていないか」ということを考えるため、2030年までに達成したい17の目標のことです。

どちらも日本ではまだ新しい概念ですが、海外ではESG、SDGsが企業の評価として強く意識されている国も増えており、具体的な悪い事は何もしていなくても「ESGに積極的でない」というだけで、バッシングの対象となるケースもあります。ではESGへの取り組みとして、具体的にはどんなことがされているのでしょうか。

Environment(環境):現在、日本を含め世界中の飲食店でプラスチックストローやプラスチック容器を使うお店が減っていることにお気づきかと思います。背景にはESG投資家からの圧力が大きく影響しているようです。

Social(社会):人種問題や民族問題、女性問題などへの取り組みが挙げられます。そういったいわゆる「マイノリティ」の人々を積極的に雇用するなどです。最近のハリウッド映画などでは、差別問題の配慮から、女性や黒人を意識的に「良い役」にキャスティングした作品も多くなってきています。

Governance(企業統治):最近の「ブラック企業」批判に見られるように、労働問題など多くの分野で、企業には順法精神がますます強く求められるようになってきています。最近では「今治タオル」の関連企業が違法な外国人労働をさせていたことで、その企業だけでなく工業組合なども社会的に責任を問われたりしています。

ESG投資における注意点

このように今後日本企業でも積極的に利用されていくESG投資ですが、日本企業側にはある問題点が見受けられます。それは情報開示のノウハウが蓄積されておらず、適切に行われていないことです。環境や社会問題への配慮というものは、地味で目立たないことが多く、適切な情報開示を行わなければそれが正当に評価されることもありません。ESG問題に取り組むだけではなく、その取り組みが顧客、投資家、従業員などから正当な評価を得られるような体制づくりが求められています。

行なっている事業の正当な評価という点において、特に顧客満足度と従業員のモチベーションを数値として捉えるという点においては、当社が販売するHappy or Not(ハッピーオアノット)というソリューションが役に立ちます。Happy or Notは、簡単な質問にボタンを押すだけで匿名で回答ができるシステムです。

ハッピーオアノット利用イメージ

例えば運営する店舗などに設置して、お客様に自社の接客対応に関して評価していただいたり、社員・従業員が働き甲斐と高いモチベーションを持って日々業務に従事しているのか――。こういったデータを日々回収し、数値(KPI)として得ることができ、ESG活動の一旦を担うことができるようになります。

従来のインタビューやアンケートでは回答率が低すぎたり、回答が数値としては把握しづらいなど、ESGの重要指数である満足度を数値化する事が困難でした。これを解決できるツールとして現在HappyOrNotが注目されています。

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